原因と治し方 - まばたき震え首振りが治る中森式チック症改善術
本題に入る前に、チックの根本解決についてご説明します。
唐突ですが…
あなたは今までどんなチック改善方法を試しましたか?
市販されている本や雑誌を読んで実践したり、病院やカウンセリングとかを試してみませんでしたか?
でも、結果的にほとんど効果はありませんでしたよね。効果があったらこのサイトは見ていないと思います。
まず、一番重要なのは根本的に改善できるかです!
前にも話しましたが、私自身、あらゆるチック改善に結びつくと考えられるチック改善方法をたくさん試してきました。
本や雑誌もたくさん読みましたし、病院にも専門医にも診てもらいました。
これで、チックが治ってしまう場合もあると思います。
それはそれでうれしい限りですが、なかなかうまくはいきません。
間違ったチック改善方法では逆に、チックを悪化させてしまったり、体にダメージを残してしまう可能性もあります。
間違った改善方法を、これ以上やってはいけません。
今回は、もっとも多い、間違ったチック改善方法を、4つの間違いとしてご紹介します。
もう間違った、チック改善方法をしないでください。
チック症は、まばたきや肩をすくめる、首を降るなどの行動がかなり頻繁に起こるのが特徴です。
精神的な病気で、親の愛情不足が原因と思われていますが、実際には、チック症は、神経の病気ということがはっきりしているのです。
チック症の行動が、落ち着きのなさを感じさせることから、親の愛情が足りないとか、育て方が悪いから、突拍子もない行動を起こして、親の気を惹こうとしている、と思っている人も多いのです。
これは大きな間違いで、精神的なストレスなどが、直接の原因ではないのです。
チック症の症状が、落ち着きのない行動と誤解されやすいために、1日の生活の中心である学校で、先生にしつけてもらえばよい、と考えるのであれば、それは症状の改善とはいえません。
学校で指導してもらって治るのであれば、病院に行く必要もないでしょうし、特有の症状が出始めた段階で、すぐに治ってしまうでしょう。
チック症は、誰かが指導して症状を改善できるような病気ではありません。
どちらかといえば、学校に協力してもらい、症状の悪化を防ぐことが大切でしょう。
まばたきや肩をすくめる行動は、チック症の代表的なものですが、その行動を見つけるたびに、「ほら、またやっている!」などと指摘するのは、かえって逆効果になります。
チック症の原因は、神経的なものですが、症状をいちいち指摘することは、本人の精神的なストレスが増えて、症状の悪化に繋がりやすいのです。
行動が目立つので、つい指摘しがちですが、行動を本人にわからせることが、治療とはいえません。
症状を指摘するのでなく、どういったときにその症状がでるのかを見極めることが、先決です。
チック症は「精神的な病気ですから、時間がたてば治ります」という医師もいますが、決して時間がたてば治る病気ではありません。
症状が軽いうちは、チック症と判断が付きにくいことも多いので、様子を見るという方法も取られますが、あきらかにチック症ということがわかれば、それ相応の治療が必要になるでしょう。
静観するのは、本人の行動のことであって、何も治療しないということではないのです。
適切な薬もあれば、どう接するかということも、治療の一環ですから、自然に治るのを待っていても、効果は望めないでしょう。
いかがですか?
もしかしたら、これらの方法を実践したことがある方も多いかもしれません。
チック改善を望んでいる方ならば、1つはやったことのある方法なので仕方がないと思います。
もし、今、行っているのであればすぐにやめてください。
チック改善どころか大変なことになってしまいます。
これは大げさではなくて真実です!
間違った方法をやり続けてることが、チックを改善できない1番の理由なんです。
このような方法を、もしされているのであればすぐにやめてください!
一時しのぎがチックをひどくさせることを知ってください。
根本的な解決にこだわることが重要なのです。
間違った方法に振りまわされるのは、これでおしまいです。
では、根拠ないチック改善方法や体への危険性を理解したところで、次は正しいチック改善方法をお伝えします。
これから紹介するチック改善術は、まさに盲点を突いた解決方法と言ったところです。
ほとんどのかたが、3日〜数週間程度でチックを解決されています。
ご自分がどのようなタイプにあてはまるかを確認してください。
自分のタイプをきちんと知ることが重要です。
個人差があるようにタイプが違ければ解決方法も違います。
1つの方法ですべての人を解決することは本来出来ないことなのです。
大きく3つのタイプに分けられます。
まずあなたのタイプを見極めましょう。
チック症には、1年以上その症状が続く場合と、1年以内に症状が消失する場合がありますが、一過性タイプは、この1年以内に症状が落ち着くタイプです。
特に、小さい子供の場合、瞬きの回数が異常に多いと感じ、チック症を疑う親御さんが多いのですが、おおよそ2〜3ヶ月で症状が治まることが一般的です。
この期間より長く症状がでても、1年以内に症状がなくなるようであれば、一過性のものと判断していいでしょう。
ただし、この期間の周りの接し方一つで、症状が長くなる危険性もあるということを心得ておきましょう。
チック症の症状には、運動性のものと音声のものとがあります。
運動性は、瞬きが多い、首ふり、肩すくめなどの体に現れる症状が主で、音声は鼻を鳴らしたり、舌を鳴らしたりする行動が主になります。
こういった運動性や音声の症状が、1年以上にわたり出ているタイプを指します。
運動性と音声の両方の症状が、同時に出ることはなく、どちらかに偏るのが特徴といえます。
慢性タイプの場合、症状が悪化すると、両方の症状がでてしまうトウレット障害に移行する可能性もあります。
チック症は、運動性又は音声のどちらかが、症状としてでることが一般的ですが、症状の悪化に伴って、両方の症状が重なるケースがあり、これをトウレット障害とよんでいます。
行動と音声が組み合わされることで、周りからは非常に問題視されることもありますし、そのことが精神的なストレスとなり、より深刻な症状を引き起こすこともあるのです。
特に音声に関しては、年齢が上がれば上がるほど、症状が複雑になりがちになるという問題があります。
さて、タイプが分かったところで、その原因を探りましょう。
原因が分からなくては対策のしようがありません。
問題や原因が分かれば解決したようなものです。
タイプごとの主なチックの原因はこちらです。
チック症の原因として、神経伝達物質のドーパミンの過剰分泌があげられます。
不安や緊張が、運動性や音声のチック症の症状を引き起こすとも言われ、一過性の場合には、神経の成熟が未完成であることが原因のようです。
ですから、精神的なバランスが、自分でうまくとれるようになると、これまででていた症状がでなくなり、治ったということになるのです。
ただし、一過性とはいっても、その行動を指摘されたり、からかわれたりすることで、過剰なストレスとなり、慢性タイプに移行する可能性もあります。
チック症の症状が、1年以上にわたって出る場合、このタイプの可能性が高くなります。
慢性のチック症の原因としては、小さい頃にチック症の症状が出ていても、単なる癖としか判断されず、そのまま成長してしまったことが多くあげられます。
成長の段階で、症状が落ち着く場合もありますが、子供の頃よりも、感じるストレスが複雑になりますから、余計に症状が目立つケースがでてきます。
日常生活に支障を感じるようであれば、専門機関への受診が必要となります。
チック症は、症状が軽いうちに対応すると、治りやすいケースが多いのですが、一般的な癖と勘違いされやすく、そのまま経過してしまう場合があります。
不安や緊張などのストレスに、かなり反応して、それがチック症の症状を悪化させて、トウレット障害の原因となるのです。
トウレット障害は、例えば運動性の首振りも、物を見ることさえ難しいほどの動きになり、字を書くことも難しい状態になります。
チック症の症状を、そのままにしておくと、より進行して、こういった障害という形になってしまうのです。
さて、あなたの原因がわかりましたか?
中間に位置する方は、ふたつの原因がからみあっていますので複雑に見えますが、
ひとつひとつ対処すれば問題ありません。
チックにはさまざまな原因が考えられますが
多く起きている症状を参考にされるとと良いと思います。
タイプチェックであなたのチックの原因と対策がわかりましたね。
言いたいことはわかったけれど本当に自分でできるのか?
チックの改善には難しい知識が必要なのではないか?
と、思われたかもしれませんね。
このチック改善術に難しいことは何一つありません。
わずか4ステップでOKです!
簡単にいうと、次の通りに進めるだけです。
もちろんタイプ別に方法がありますが流れはすべて一緒です。
たったこれだけのことで、心身ともに健康になっていきチックが改善されていきます。
さらに恐怖症までも改善されたケースもあります。
これだけなら、あなたにもできると思いませんか?
チックが改善されれば、いろいろな事に悩まされることもなくなります。
自由に好きなことをしても問題ありません。
基本を無視した意味のない方法ではなく、基礎をきちんと理解して正しいチック改善に取り組んでください。
正しいチック改善方法を取り組まれると、体が軽くなったり、引きこもりが改善されてみたり、どもりが改善されたり、あがり症が改善される場合もあるんです。
本当にチックを根本的に改善したい方にぜひ、読んでいただきたいと思っております・・・